人気上昇中の個人向け国債、気になる金利はどれくらい?

日本では、最低1万円から購入が可能な個人向け国債が販売されています。個人向け国債には、3年固定、5年固定、10年変動の3種類があります。これらの金利はそれぞれどのくらいなのでしょうか。

種類別国債の金利

年数固定型の金利は低め

3年固定、5年固定の個人向け国債の金利は非常に低くなっています。例えば、2015年7月に販売された新発の3年もの固定金利国債の利率は税引前で0.05%でした。

同じ時期の新発5年物国債の金利は税引前で0.09%であり、3年債よりは若干高いもののいずれも低い金利であることがわかります。ネット銀行の定期預金に預け入れたほうが多くの利息をもらえる状況です。

変動型の金利は高め

10年変動の個人向け国債の金利はそれほど低くありません。2015年7月に新発された10年変動債券では、初回金利が税引前で0.34%とされていました。

10年債は変動金利なので半年ごとに金利が見直されます。そのため今後市場金利が上昇していった場合には、変動10年もの国債の金利も上昇します。

個人向け国債人気の秘密

個人向け国債の金利は極めて低い水準にあるにもかかわらず、一定の販売が実現しています。なぜ金利の低い個人向け国債、とりわけ3年債や5年債が買われるのでしょうか。

キャンペーンの存在

理由として、個人向け国債を取り扱う銀行や証券会社のキャンペーンの存在が指摘できます。

一定額以上国債を購入すればキャッシュバックが受けられるケースや、個人向け国債の保有残高に応じてATMの利用手数料に差をがつくケースが挙げられます。

個人向け国債は低リスクな投資商品として一定の地位を築いているといえます。

監修者

堀口 真代

大学卒業後に渡豪。在豪中に現地の銀行口座を開いたことがきっかけで外貨預金に興味を持つ。新聞社外電部、信用金庫などを経て現在はフリーランスで記事を執筆。