「日経225mini」の特徴は?初心者でも手が出しやすい商品?

大阪証券取引所が「日経225mini」という商品の取引を開始しました。今回はこのサービスについて詳しくご説明いたします。

1.「日経225mini」とは?
2.先物取引とは?
3.株と日経平均先物との違い
4.日経225miniの利点

「日経225mini」とは?

株価指数(インデックス)という言葉があります。これは日経平均株価(日経225)やTOPIX(東証株価指数)などの事をいいますが、その動きに連動させることをインデックスファンドといいます。

日経平均株価に投資をするということ

「日経225mini」というサービスは、一言で言えば、日経平均株価(日経225)に対して投資をするということです。つまり、日経平均株価が上がれば価格も上がり、日経平均株価が下がれば価格も下がります。

先物取引の一つ

「日経225mini」はもう一つある側面があります。それは先物取引の一つということです。

先物取引とは?

よく株で失敗した、莫大な借金を抱えたという話を聞くと普通の人は「株って怖いなあ」と考えます。しかし本来株式投資というものは、本来は投資した金額以上の損失はでないはずなのですが、株の信用取引とこの先物取引だけは別です。

現在の価格で将来のものを購入する取引

先物取引とは、先物という名前が示す通り、将来のある特定の日に、ある物を、現在の価格で購入する取引の事です。

例えば、9月1日にトウモロコシを現在の価格である1万円で購入したとします。9月1日に1万円より高い値段で取引されていれば、差額分は儲けとなり、低い値段で取引されれば差額分が損失となります。

このように、未来の取引に対して投資するわけなので、ハイリスク・ハイリターンとなります。

購入するものによって名称が変わる

購入する「ある物」が食料などの場合は「商品先物」といい、それが「株価指数」の場合は、株価指数先物といいます。「日経225mini」は株価指数先物の一つです。

株と日経平均先物との違い

株と日経平均先物との違いは大きく4つあります。

1.最低売買単価

一つ目は最低売買単位が1,000単位ということです、日経225miniの場合でも売買単位が100単位です。

2.レバレッジの高さ

二つ目は、レバレッジの高さです。株の信用取引、つまり実際の資金がなくても、証拠金の3倍程度までは取引できますが、先物取引は20倍まで可能なのです。つまり、株で失敗して借金を抱えるのは、実際の資金がなくても、証拠金に応じて取引できるからです。

3.差金決済

三つめは差金決済ということです。日経平均株価は当然ながら株式のような株券が存在するわけでなく、データ上の指数を売買しています。決済時には買値と売値の差額を支払うもしくは、受け取る方法になります。これを差金決済といいます。

4.SQ精算

四つ目は、特定の期日(3月、6月、9月12月の第二金曜日でSQと呼ばれる)に精算されてしまうことです。

日経225miniの利点

1.少ない資産から取引可能

日経平均先物と違い、少ない資産から取引ができます。

2.日経平均株価のみを確認すればいい

また、通常の株式取引と違い、個別銘柄をそれぞれチェックしなくても、確認するのは日経平均株価だけ。社会、政治経済や海外の動きに敏感に反応するので、動静を掴みやすいです。ニュースでも必ず流れるものなので、チェックのしやすさも魅力です。

初心者でも手を出しやすい

以上2点の理由から、ハイリスク・ハイリターンではあるものの、初心者の先物取引として日経225miniはやりやすいものと言えるでしょう。

監修者

笹木 彩世

保険代理店に勤務し、保険を活用したリスク対策や、資産運用等のご相談をお受けして参りました。最近は外貨建て、オンラインビジネスに興味があります。少しでも皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。どうぞよろしくお願い致します。